スポーツフルが夢や目標に向かって共に歩んでいく。

●スポーツフルの軌跡 

1946年、オリンド/イルマ・クレモネーゼ夫妻の二人によってスポーツフルの前身となる紡績業をイタリア北部の小さな街アソロ(Asolo)でスタートしました。

 そこからビジネスが大きくなるにつれ、高品質の下着を扱う様になったのが1960年代後半。会社名も現在のスポーツフル・カステリなどのブランドを扱う親会社のManifattura Valcismon(マニファチュラ・ヴァルシスモン)に変わっています。

 スポーツフルが本格的にアパレルブランドとして始まったのは1972年でした。クレモネーゼ夫妻の息子であるジオルダーノ・クレモネーゼ(Giordano Cremonese)が当時住んでいた場所の近くで大きなクロスカントリーのスキーレース(Marcialonga)があり、彼自身もクロスカントリー選手を志していたのですが、当時のスキーウェアに物足りなさを感じていました。

 そこで彼は当時の最先端であるアクリル製の生地を使用して、自らウェアをデザインし始めたのです。そして「スポーツを楽しむ」という意味を込めてスポーツフルが誕生し、その企業理念とデザインが引き立つ様に現在のロゴが生まれました。

 彼の狙いは的中し、やがて彼の創り出した当時ではユニークなウェアの数々が多くの賞賛を受け、スポーツ分野に置いて高品質なウェアの需要を感じました。1973年、スポーツフルが公式的に会社として立ち上がり、クロスカントリーウェアのスペシャリストとして帆を進めることとなります。

1985年、スキーウェアとして確固たる地位を築いていたスポーツフルは、その後の展開としてサイクリングウェアに進出していきます。既にスキーウェアで目まぐるしく変わる天候の変化に耐えうるウェアを生み出してきたスポーツフルには大きなアドバンテージがありました。

 当初からサイクリング業界でも高い評価を受ける事に成功し、1980年代から90年代にかけてプロサイクリングチームとして活動していた数チームがスポーツフルウェアを使用していました。そして何と言っても90年代を席巻したプロサイクリングチームのMapeiや当時のイタリア代表チーム(世界チャンピオン6回、オリンピック王者1回)が使用していたのもスポーツフルでした。

●スポーツフルと家族の絆

 スポーツフルは家族の絆の下で経営されています。設立者のオリンド/イルマ夫妻からその息子ジオルダーノに代変わりし、1995年から現在まで彼の4人の子ども達が社内で大きな責務を果たしています。そして血の繋がりだけでなく、40年以上勤めているスタッフも多く、大自然に囲まれた会社拠点も設立当初の1946年から変わっていません。

 拠点が大自然にある事から、ウェア開発への情熱は常に自然を相手にするスキー・サイクリング・ハイキング・クライミングに向けられています。イタリアの有名な観光地であるドロミテ街道がすぐ近くにある事から、ウェアの実験場所として最高の環境が常にあります。ジャケットの名前の由来や、特徴などもドロミテの岩肌や大自然からインスピレーションを受けたものが多くある事に皆さんもお気づきかもしれません。

●カーポス(Karpos)の誕生

2007年、スポーツフルはスキーウェアやサイクリングウェアから得た最先端技術を活用し、クライミング・ハイキング・スキー登山に特化したアウトドアウェアブランド、カーポスを立ち上げます。

 革新的なアイデアとデザインが常に製品作りの基本となり、それが過去40年の成功を示してきました。だからこそ、これまでMapeiやイタリア代表チーム、更にはティンコフ・サクソと言った強豪チームへのウェア提供が実現し、現在ではドイツのプロサイクリングチーム、ボーラ・ハンスグローエ(BORA Hansgrohe)にウェア提供しています。

 クロスカントリーでは、イタリア・フランス・チェコ・フィンランド・ウクライナ・カザフスタン代表チームとスポンサー契約を結び、スキー登山ではスペイン・イタリア代表のスポンサーをしています。

 だからこそ常に最高品質のウェア提供を目指し、サポートしている選手達に少しでもアドバンテージを与えられるウェア開発を日々行っています。

「前進していないのは後退しているのと同じ」

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